空き時間をなんとかやり過ごすぼっち
本日火曜日
通常なら13時から授業なのだが今日はレントゲンを撮るので11時頃に学校に着いた。まず駐車場に来てくれという案内だった。
が、正直どこにあるかさっぱりわからない。なのでGoogleマップと先生の説明をもとにとりあえず駐車場に着いた。
しかしそれらしき車はどこにもない。
クラスメートを3人見つけたがどうやら迷っている様子。
一人のクラスメートが事務員さんに聞き、それから別の場所へ移動したためあ、違うのかと思いその後をついて行った。
私はなるべくバレないようについて行ったが多分気づかれている。
あの子も勘違いしてたのかと思われてるだろう。
私に友達がいれば全く気にしないがなんせぼっちの私はそれだけで心が締め付けられる。
ちなみに私の後ろにもぼっちの男子がついて来ていた。
そして無事到着。
レントゲン対策万全の格好で行ったので特に下着を脱ぐことなく誰よりも早く終わらせた。
しかしその後は当然時間は余る。
11時50分
とりあえず銀行に行って通帳記入。
だがそれだけでは時間は進まない。かと言って暇をつぶせるような店もない。でも暑い。
そんな理由から学校のトイレにこもるということを思いついた。
しかしこのトイレが厄介なのだ。まず蓋がない。
便座で直に座るのは抵抗がある。だが尻を出して座るわけにもいかない。
しょうがないので直に座った。
そしてもう一つしばらく動かないと勝手に電気が消える仕組みになっている。
電気の点灯を誰かに見られたら終わりだ。なので定期的に手を振って電気が消えないよう阻止している。
しかしそうすると今度は自動で水が流れる。このトイレはぼっちが嫌いなのか。
俺たちトイレは用をたす場所であっててめーらのたまり場じゃねーよということなのだろうか。
確かにそうだ。ごめんなさい。トイレの神様には言わないでください。お願いします。
と心の中で謝罪した。
今この文章はそのトイレで打っている。12時28分。30分前なら流石に教室に入れるだろう。しかし12時30分ぴったりには入らない。なんか悔しいし恥ずかしいからだ。だからあと数分粘ることにする。